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「独立開業大失敗」は失敗体験を元に成功への鍵を探るサイトです。
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宣伝効果に潜むわな前のページでは効果のなかった宣伝の話を書きましたが今回は効果がありすぎたために失敗した話です。これも１店目のバーでのときなのですが、友人に出版社に勤める人がいたので私の店を取り上げてくれないかと頼みました。 その友人は私のためにいろいろと動いてくれ、私の店が某雑誌に取り上げられることになりました。 よくあるおしゃれな人気の店といったやつです。 その効果は抜群でした。 いままで日に１０数人という店だったのが１日で１００人近くお客が来店しました。 ここまではよかったのですが、世の中うまくはいきません 雑誌に載って１・２ヶ月は繁盛しました。 しかし、その後は客足はどんどん引いて行きました。 雑誌を見て訪れてくれたお客さんは次に取り上げられた店に行ってしまいました。 それだけならまだいいのですが、いままでの常連さんまでいなくなってしまったのです。 雑誌に取り上げられ繁盛したお店は常連さんにとってはただ混んでいるだけの店と感じいなくなってしましました。 そんな常連さんの気持ちを私は考えもせず、ただ繁盛する店を目指してしまったのです。 私はこれ以後雑誌などへの掲載は控えております。 現在のワインバーはそこそこ常連さんもついてくださり繁盛しています。 たまに雑誌の取材なども来ますがすべてお断りしています。 これも考え方一つだとは思うのですが、雑誌などもマス媒体への対応はしっかりと考えるべきでしょう。 一時の人気を取るか常連さんを取るか。 もしくは一時の人気で終わらせずに常連さんにする経営力をつけるか。 ともかく、ここらへんが経営者の腕なのだと思います。 私は失敗に終りました・・・。 教訓：一時の繁盛は常連さんをなくす |
