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なんでも一人でやりたがる病
これは独立する人が基本的におちいるわなではないかと思う。
私は生まれつき自分でやらないときがすまないたちなので独立に関してこの性格が爆発した。
1軒目のバーは1人でやっていたため必然的に自分でやらなくていけなかった。
しかし、経理から何から自分で抱え込んでしまい経営にまで頭がまわらないということもしばしばあった。
2軒目のカレーショップでは多いときには3店舗あったため経営のことが後まわしなった。
本末転倒もいいところである。
本来、経営者というのは経営をやるべきで雑務をやるべきではない。
せっかちな性格も災いして他人がノロノロとやっているのが非常に頭にきて何からなにまでやってしまった。
結局、自分のやるべきことをやれず店を閉めることになった。
いま考えれば人に任せたほうがトータルで考えれば当然早いのです。
しかし当時はまったく気付かなかった。
いまの店では私はほとんど仕事らしいことはしていない。
ワインとチーズの店を経営していると何度もいっていますが、
ワインはソムリエの資格を持った従業員に。
チーズは元乳製品メーカーのチーズ担当者であった従業員に。
接客はアルバイトに。経理は税理士さんに。経営はコンサルタントに。
何から何までまかせきり。
それぞれのプロがやっているため正確で早い。
私は店でニコニコしているだけ。
人にまかせているおかげで何から何までうまくいく。
コンサルタントに言われた一言はまさに的確。「あなたの能力はあなたが思っているほど高くありませんよ。」
教訓:自分でやるよりプロに任せたほうが早いしうまくいく
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